だいたい読書日記

元本の問屋(取次)に勤務も1/末に退社。ただ今、絶賛求職活動中。好きなものは読書、インプロ(即興劇、舞台経験あり)。その他、立ち食いそば、B級グルメ、落語、ベイスターズ、FC東京、謎解きなどに興味があります。基本自分の備忘録なので、好きな事を好きなように書いています。

日記。中央区まちかど展示館めぐり(くすりミュージアム。小津史料館。イチマス田源呉服問屋ミュージアム。)笑福亭茶光落語会@水道歴史館。ボードゲームショップ謎解き完走。

朝一番で、以前お邪魔した時に回り切れなかった「くすりのミュージアム」へ。

馬喰町経由で新日本橋駅に向かったら、平日はほとんど乗降客はいないだろうなと高をくくっていたのですが、カートを持った人間が次々と表れて、びっくりとさせられます。場所も席も占拠されるので、正直、嬉しくはないですね(笑)

 

考えてみたら、浅草線経由で羽田空港と東京駅とを結ぶポイントになりうるんですね。ちょっと認識が甘かったようです。

 

そんな訳で到着した、第一三共製薬さんが運営されている、くすりミュージアム。以前お邪魔した時はそれほど人がいなかったのですが、今日は朝から家族連れを中心に、なかなかの盛況です。

薬の製造過程や、歴史、薬のメカニズムなど、内容によっては、大学の一般教養レベルの知識の内容の項目のものも展示されています。

「これって、子供が分かるのかなあ」と感じるものもありますが、それでも子供が楽しそうにしているのは、映像やゲーム等体験して学べる展示が多くを占めるからです。

むしろ、ゲームがちゃんと出来なくて、大人の私がアドバイス貰うくらいです(笑)

 

前回は見切れなかった、映像もかなり見れた上に、中央区まちかど展示館の判子も押せましたし、お土産も買えましたし。

事前予約が必要ではありますが、やはり、質量ともに無料とは思えない充実した施設だと、改めて思います。

クリアファイル 210円

 

一時間ちょっと回った後は、他のまちかど展示館を出来るだけ回りたかったのですが、残念ながら祝日が休みの場所がほとんどでしたが、2館だけ追加で回ることが出来ました。これを全てクリアするのは、結構ハードルが高い!

 

まずは、道路を挟んでくすりミュージアムの向かい側にある、小津史料館さん。小津和紙の三階に史料館があります。1階では手漉き和紙作りを体験できる工房もあります。

小津和紙は、松坂出身の紙商で、360年以上続く老舗。展示されている古文書の中には、大名に五千両貸したという記述もあり、かなりの豪商だったようですし、それを伺い知る事のできる史料が展示されています。小津安次郎監督は、この小津家の分家筋に当たるそうです。

小津史料館

 

小津和紙さんから小伝馬町方面に向かって歩き、途中路地に入ると、もう1館のイチマス田源呉服問屋ミュージアムに到着。

呉服屋さんの2階にあります。こちらは、もともとは近江出身だそう。寸志さんの講義の話しが、こんな所で役に立つとは思いませんでした。

こちらは、古い調度品や古文書を中心に展示されています。たまたまお店の奥さんとお話しさせて頂いたのですが、日本橋界隈で現存している、呉服屋さんはこのお店だけだそう。(洋服屋さんに変わったり、三越のように百貨店になったお店はあるそうてすが)

かつてファッションストリートだった、日本橋の名残を残す貴重なお店だそう。新しい建物やビルの合間に、江戸時代を感じる事のできる場所が点在してるのが、中央区の大きな魅力の一つだと思います。

偉そうな事を書いてますが、自分がその事を知ったのも、つい最近の事になりますが(笑)

イチマス田源呉服問屋ミュージアム

 

田源さんから、神田方面に歩き、淡路町方面へ。9月中旬にも関わらず、日蔭のない場所はかなり洒落にならない暑さ。体力が根こそぎ持っています。

 

休憩兼昼食を済ませた後は、本郷三丁目駅に移動し、久しぶりに水道歴史館へ。14時半からは、事前抽選で当選した茶光さんの落語会を聴きます。

始めて落語を聴くお子さんが多かった事もあり、普段よりもかなり分かりやすく、気持ち上品に演じているようです(笑)

 

「水」にちなんだ噺という事で、最初は「手水回し」。語り口をゆっくり目に、仕草を大きめに取り、馬鹿馬鹿しくも分かりやすい噺になっています。

後半は、しっかりとした古典落語を通常運転で。鶴光師匠や羽光師匠の噺も聴いた事があるので、もしかしたら一門の中でも大切にされている噺かもしれません。

人情噺ですけど、カラッと笑える所が、上方落語と相性がいいのだろうと思います。

 

一時間前後と時間も手頃で、肩の力を抜いて実力派の若手の噺が楽しめて、おまけに無料(笑)なかなか良いことづくめの落語会でした。

たまたま小石川図書館でポスターを見掛けて、その場で申し込んだのですが、半年に1回位の頻度やっているようなので、次回も忘れずにチェックしたいと思います。

(演目)

・手水回し

・竹の水仙

水道歴史館のキャラクターと戯れ(させられ)る茶光さん。

 

帰りは、都バスの東京駅からオレンジ色の電車に乗り、三鷹駅へ。バス通りに沿って南に歩いて、ボードゲームショップ謎解きの最終目的地の、テンデイズゲームさんを目指します。

ここまで凝らんでもいいだろ、という位凝っていますが、準備に3か月も掛かっているそう。ボードゲームを普及させたいという熱意と、コロナが以前ほどではなくなり、お客さんと直に交流したいという気持ちでみなさんやられているそう。

確かに、たとえ買わなくても店員さんが嫌がる事なく店内に置いてくれたり、時にはヒントさえくれたから、7件回れたという事もあります。ゲームではありませんが、前々から欲しかった、ボードゲームの本を一冊購入させていただきました。

 

お店を出ると、運良く京王線方面に出れるバス停があったので、そこから自宅に帰る事に。バスの中で最終問題を解き、無事にゲームのダウンロードデータをゲット出来ました。

地味にボリュームとやり応えがありましたが、これで次の謎解きやスタンプラリーに進めます。