だいたい読書日記

元本の問屋(取次)に勤務も1/末に退社。ただ今、絶賛求職活動中。好きなものは読書、インプロ(即興劇、舞台経験あり)。その他、立ち食いそば、B級グルメ、落語、ベイスターズ、FC東京、謎解きなどに興味があります。基本自分の備忘録なので、好きな事を好きなように書いています。

日記。都立大学オープンユニバーシティ・新シリーズ初回(立川寸志さんの講座)。

仕事の量も少なかったので、出来る事なら休みたかったのですが……。大切な打ち合わせが入ってしまった上に、通院でやれ遅く出勤するだの、早く帰ると急に言い出す輩が。

まあ、休むこと自体は構わないんですけとね。正直、そういう人達ほど、穴が開いても痛くありませんし、少なくても一人の人は、きちんと後始末をして帰ってくれてますし……。

 

けど、何ですかねえ。このやったもの勝ち感。そんな行きあたりばったりのユルユルな状況でも、回ってしまう会社の将来にも、いろいろな意味で不安を感じてしまいます。

惰性といえば、食生活もそうなっている事甚だしい状況。職場の人間はどうにもなりませんが、わが身についてはもう少し見直しが必要かと思います。

年を取ってくると、いろいろなものが現状維持である事が楽になります。ただ、社会がいつまでも都合よくそれを許してもらえる訳ではない。

そこを弁えないと、待っているのは救いのない未来です。理屈では分かっているのですが、そう己を処すのは、なかなかに難しいです。

 

まあ、とりあえずは、ご飯です。(結局、いつもと変わらず)

 

最近、ラーメン専門店のような、妙に一捻り利いたラインナップが気になっている、ファミマルのBIGシリーズ。本日は、鶏白湯ラーメンをいただきます。

鶏だけとは思えない重厚感のあるスープ。けど、麺が軽めなのと、旨みがしっかりしているので、スープほどのこってり感は感じませんし、食べやすいです。

ファミマル 麺屋極鶏  鶏だく極濃白湯ラーメン

 

もう一点は、カップヌードルの牛すき。気分が落ち込みぎみの、今日みたいな日。満を持して投入です。

名前どおり、甘めが強めの関東風の牛すき焼きの汁。牛肉の肉汁の溶け込んでいる所まで、かなり忠実に再現されています。生卵が欲しくなります。

ラーメンスープにしては濃いので、好みについては人によって分かれそう。ただ、麺を食べ終わった後に、生卵+白ご飯で雑炊風に締めたくなる所は、どちらの側の人にも共感してもらいそうです。

そういう商品を、カップ飯のシリーズで出してもらえないでしょうか?日清さん!

カップヌードル 牛すき BIG

 

10月末に編集学校が始まってから、仕事は少なくても、それ以外がバタバタしています。編集学校の課題だけでなく、昨日、日記のノートを忘れてしまったので、まとめて転記しないといけなくなってしまいましたし。

昼休みや仕事の合間では、とても終わらないので、早めに飯田橋の都立大のキャンパスに行き、ひたすら作業していきます。今日は立川寸志さんの「落語で歩く江戸東京」の講義の新シーズンの初回です。

今期は残りの講義は12月の開催。なので残り三回は、江戸の師走についての講義と、それに関係する一席を高座を掛けてくださるそうです。

今回は、その導入部に当たる特別編ということで、「時そば」をテキストにして、江戸の時間やお金についてのお話し。前回のシーズンほとんど出番のなかった切絵図も、初回から登場です。

 

(∩´∀`)∩

 

 

時そば」の重要なキーワードの『二八蕎麦』。名前の由来は、大きく分けて二×八=十六文説と、そば粉と小麦粉の比率が八:二だから、という2説があります。

もともとは値段からつけられ、幕末に物価が高騰してそばの値段が上がってから、配合比説がまことしやかに語られるようになったそうです。十割蕎麦の存在が、話を余計複雑にしているのかな、という気がします。

今回勉強になったのは、『時そば』にまつわる時間について。九つ刻の後に、なぜ4つ刻になるのか何となく違和感を抱いていたのですが、江戸の刻の割り方を見ると一目瞭然。4つ刻の次が9つ刻になるからなのですね。

蕎麦屋から一文掠めた男の真似をしたくてウズウズし過ぎたあまり、家を早く出過ぎてしまった。そのため、本来9つ刻でないといけないはずが、4つ刻になったしまったそうです。一つ一つ精査して見ていくと、所々辻褄が合わない所を抱えつつも、総じて噺が考え抜かれていて、巧く作られている。

講義の後に、一席を聴くと、改めてその事が良く分かります。

久しぶりに切絵図が登場♪(後日撮影したもの)