だいたい読書日記

元本の問屋(取次)に勤務も1/末に退社。ただ今、絶賛求職活動中。好きなものは読書、インプロ(即興劇、舞台経験あり)。その他、立ち食いそば、B級グルメ、落語、ベイスターズ、FC東京、謎解きなどに興味があります。基本自分の備忘録なので、好きな事を好きなように書いています。

日記。ニボサンバルとカップヌードル。BOOK MEETS NEXTオープニングイベント@紀伊国屋ホール。

昨晩、長崎ゆかりの地スタンプラリーのゴールだった長崎館で購入したニボサンバル。今朝さっそく頂くことに。

サンバルが何なのか、よく分からずに購入したのですが、インドネシアやマレーの料理で使われる辛味調味料の事だそうです。

原材料を見て、これならカップヌードルに合うだろう。ただそれだけの基準で買ったのですが、これがどうやらまぐれ当たりしてくれたようです。

 

(o’∀`)♪

 

唐辛子等の調味料に、細かく刻んだニボシ(カタクチイワシ)を漬け込んだものですが、ニボシの旨味と苦味、そして香ばしさが、醤油スープと合わさると、より複雑に奥行きのある味になります。

現地のものよりも辛さを控えめにしているそうですが、お陰で全体のバランスが良くなっているように感じます。

塩おにぎりと一緒に食べてみたのですが、ご飯のお供としても、かなり優れものです。これと出会えただけでもスタンプラリーをやった価値はある。そう言っても言い過ぎではありません。

昨晩、長崎館で購入したニボサンバル。サンバルとは、インドネシア料理やマレー料理に用いられる、チリ系の辛味調味料だそうです。

カップヌードル(醤油)×ニボサンバル

 

昼はカレー味にとろろとチーズを足してみる事に。カレー味ととろろって巧く組み合わせれば合いそうだったので、以前から試してみたかったんです。

ただ、とろるが膜に張ってしまい、お湯がなかなか入らないのだけは困りましたが……(笑)

そういう訳で食べるまでは大変でしたが、味そのものはなかなか良いです。もともとカレーと芋類は合いますし、とろみとまろやかがついて、いつもと一味違った味になります。リスクマネジメント要員で投入したチーズもいい仕事をしています。

カレー味×とろろ×チーズ

 

仕事が終わった夜は、シフトをちょっと前倒しして、久しぶりに新宿の紀伊国屋書店さんへ。最近謎解きとスタンプラリーにうつつを抜かし、書店さんをじっくり見る時間があまり多くなかったので、単純に嬉しいです。

改めて、これだけの在庫とフロアを長年に渡って維持している老舗書店さんの底力を感じます。こういう機会を定期的に取っていけるように、時間を上手くマネジメントしていかないとなあ、と思います。

 

今回、紀伊国屋さんにお邪魔したのは、紀伊国屋ホールで行われる、BOOK MEETS NEXTのオープニングイベントに参加するため。本との出会いを増やすために、書店さんにもっと行こうよ、という趣旨の業界上げてのイベントです。

会社の営業の方達にもニアミスして、あちらに驚かれる事に。もっともみなさんは来賓、僕は庶民として、このイベントに参加してるので、同じ会社でも立場は大違いですが(笑)

 

偉い方の挨拶とBOOK MEETS NEXTの内容に関する説明があった後、早速イベントに入ります。

第一部は川上未映子さんのトークショー。聴き手が渡辺祐真さんというのが、何気に贅沢です。

正直、話が広がり過ぎて、きちんと理解しきれなかったのですが、あとでメモを読み返してみると、読むことや書くことで世界とどう関わっていくのか等、読書に関するかなり本質的な話しをお二人でされています。川上さんが関西の書店さんで働いていた時の話しもなかなか面白かったですし。

昔読んだ本を読み返す事で、本そのものの内容だけでなく、過去も追体験できるというお話は、銀河英雄伝説追体験中の私にとっては、激しく共感できる話しです。

読んでいると時々、読んでいた頃の記憶がトリガーになって、いろいろな事が思い出される。そんな体験をしている最中てす。

今回は聴き手に徹しきれなかった部分もありますが、スケザネさんもかなり面白い人だなという事が確認できたのも、自分にとっては大きな成果。チャンスがあったら、著書を読んでみたいと思いました。

 

第二部は神永学さんの講演会。ファンサービスを大切にする方で、サイン会やイベントにはこまめに参加されていますが、講演会をされたという記憶はほとんどありません。ご本人もおっしゃってましたが、結構貴重な機会。

高校まで一冊も本を読まずに、映画ばかり見ていた青年が、ふとした偶然の積み重ねで、作家になった実体験に基づいたお話し。

映画監督志望なのに、シナリオを書いたり読んだりした事がなかったというのはかなり迂闊だとは思いますが、神永さんが凄かったのは、そこから気がついて、きちんと努力を怠らなかった事。

映画監督にこそなれませんでしたが、それがあったから、書店さんや読者との素敵な出会いを引き寄せたのだと思います。

チラシ(後日撮影)