だいたい読書日記

元本の問屋(取次)に勤務も1/末に退社。ただ今、絶賛求職活動中。好きなものは読書、インプロ(即興劇、舞台経験あり)。その他、立ち食いそば、B級グルメ、落語、ベイスターズ、FC東京、謎解きなどに興味があります。基本自分の備忘録なので、好きな事を好きなように書いています。

日記②。都内ブックオフ制覇の旅1「町田中央通り店」。町田・餃子「餃山堂」。

ロマンスカーミュージアムを出た後、懐かしくなり久しぶりに町田に降りてみる事に。時間と体力が残っていたら、版画美術館にも足を延ばしてみようかなと思っていたのですが、朝から降っていた雨がだんだんと本降りになってきます。雨になると駅前が混雑してきて、交通事情が急激に悪くなる所は昔と変りなく、今回はやめた方がよさそう。次回来た時の楽しみにしておいて、今日はブックオフに行ってメシを食うことにします。


町田中央通り店は地下1階地上3階の都内のブックオフの中でも、かなり大きい方の店舗になります。本社の相模原にも近いという事もあり、チェーンの中でもかなり重要な店舗になっているはずですし、全国でも売り上げが上位なのは間違いありません。僕が営業に来てた時と建物こそは変わりましたが、大きさはほとんど変わっていませんでした。懐かしい~♪

書籍と文庫のフロアを中心に回り、オリエンタルラジオの藤森慎吾さんのサイン本や、ドミニクチェンさんと松岡正剛さんという、とても興味深いお二人の対談本「謎床」、柳亭小痴楽師匠の「まくらばな」などを購入。給料日前なのにこんな買っていいのだろうかと思いつつ、本を選んで居るときは、やっぱり楽しいです。



ラツキーっす!


少し遅い昼食を取るべく、昔の記憶を便りに店を探してみたのですが、営業の先輩に教えてもらったカレー屋も、良く行った魚料理屋さんも、今は姿も形も見当たらず。飲食店の厳しさと、時間の流れの早さを今さらながら感じ、本降りの雨と相俟って少し悲しい気分になります。けど、悲しくなっても、しっかりとお腹は減ります(笑)ただ、お腹がすく限りは、多分人生は大丈夫だとも思うので、まあいいです。

歩いていると何かいい雰囲気の餃子屋さんを発見。餃子の種類の多さ、ニンニクの入ってない所は、先日行った、新宿御苑の福包さんと同じ臭いを感じるので、思いきってここに入ってみることに。店の雰囲気も活気があっていい感じです。お酒が出せなくて、お客さんが減って大変かとは思いますが、だからこそ、お店の雰囲気って結構大切だと思うのですよ。


注文して、10分ほどするとメニューが到着します。値段を考えるとすごい盛りの良さ。町田という立地を考えても、素晴らしいコスパです。やや小ぶりですけど、肉と野菜の餡のバランスがいいですし、何といっても皮そのがモチモチしていて、とても美味しいです。チャーハンも塩分控え目でシンプルで、なかなかのお味。もし、自分がまだ町田で営業をしていたら、週一位のペースで行ってたと思います。それぐらい、美味しいし安いし、使い勝手がいい。新宿御苑に続いて、いい餃子のお店を見つけました。



チャーハンと餃子6個セット 850円+チャーハン大盛+50円


自宅に帰った後、洗濯をする前にちょっとと思って見ていた全日本大学駅伝の関東予選をユーチューブで見ていたら、思わずはまってしまい、最後まで見てしまいました。出場者全員の10000メートルの合計タイムの上位7校までが出場という規定は、かなりエグい!一人でも棄権が出たり、ブレーキになったら、その時点でゲームセットになるという緊迫感が、見ていてとてつもなく面白いと思いつつも、そこまで厳しいレギュレーションにしなくてもという気持ちとが相半ばして、見ていてワクワク、ハラハラしてしまいます。特に、今年は上位の各大学の差がほとんどなく、上位10校の合計タイムが2分半差に収まる大接戦。最後までどこが本戦に出場するかわかりせんでした。

日記①。海老名・立ち食いそば「箱根そば海老名店」。ロマンスカーミュージアム。

上手く予約が取れたので、海老名のロマンスカーミュージアムに行くために、早めに出掛けた。つもりだったのですが、新宿に着いたのが、乗る予定のロマンスカーの発車時間の5分前。あまりに乗りなれていないので、ホームを間違えてしまい、慌てて正しい乗車ホームに。30秒前に何とか乗ることに成功。いやあ~、自分で蒔いた種とはいえ、焦った、焦った~。

(;´д`)

以前、町田エリアの書店さんを営業で回っていた時は、時間のないときは結構使って車内で仕事をしていたのですが(当然、そこまでの経費を会社は負担してくれませんので自腹)、利用するのはその時以来。だいたい十数年ぶりになります。

久しぶりに乗るロマンスカーは、速くて、後ろのおじさんのノートパソコンを叩く音がうるさいなあと感じるくらい静かで、揺れも少なくて、駅員さんが通過するだけで指定席券の確認もできるらしく、この上ない位快適です。スマホの充電までできますし。

ただ、何でしょうか?売り子のお姉さんも自動販売機に換わってしまった後にくる、ディスコミュニケーション感と何も起こらなさ感は。そりゃあ、小田急さんから見たら、何も起こらずダイヤ通りにお客さんを運ぶためにいろいろとやられているのですから、思惑通りだと思うのですよ。それでも、快適なのですが、おいしくも面白くもないこの感じは。う~ん、何かロマンスカーに乗ってロマンスカーミュージアムに行くという、自己満足感がどこかで満たされない。間まあ、贅沢なのは分かってはいるのですが……。



車内の自動販売機。


しっくりと来なくても、ダイヤ通り38分で着きましたし、まだ朝ごはんを食べてないので、お腹は減ってきます。駅構内の箱根そばに。穴子天は少し固かったのですが、新生姜天のかき揚げは、まだ残っている新生姜の新鮮さと、冷えたそばとの相性がとても良く、食欲が進みます。よし、腹も満たされたし、切り換えてミュージアムに行こう!



新生姜のミニかき揚げ天と穴子天そば(冷)
530円



ロマンスカーミュージアムは、海老名駅を下車して、相模線との連絡通路に向かって歩くとすぐの場所にあります。4月にオープンしたばかりという事もあり、予約が取れるまでは結構時間が掛かりました。

館内は観賞エリアは大きく分けて、①小田急電鉄の歴史が分かる映像が流れているエリア、②歴代のロマンスカーが展示されているエリア、③沿線のジオラマが展示されているエリア、に分かれています。全体的な傾向としては「目で見てわかり易い」事をとても強く意識している事。小さなお子さん連れのご家族が来ても充分に楽しめます。



映像エリアに展示されている、小田急電鉄で最初に使用された車輌。


車輌エリアも含めて、基本的には撮影オッケーです。むしろ撮影スポットにしてもらうというコンセプトで作っているようにも思えます。そして、これもおそらくですが鉄道博物館を強く意識して建てられたようにもにと感じます。



展望車にも入れます。走ってはいませんが、かなりいい気分。感染症対策や清掃が大変だとは、思いますが、とにかくありがたいです。



スペースのなさを逆手に取って、ロマンスカーの接続部を見せる展示に。このあたり鉄道博物館を意識していると思いますし、鉄道マニアでなくてもうれしいです。


ジオラマは新宿、下北沢、片瀬江ノ島、海老名、小田原などの沿線の主要駅の周辺の建物がリアルに再現されています。それだけでなく、電車の模型は走りますし、ジオラマ内の時間も経過します。映像の演出も凝っていて、まるで映像パフォーマンスを見ているかのようで、とにかく圧巻です。



夕方の光景。電車もライトをつけて走っていて、ディティールにもかなりのこだわりを感じます。


見終わった後の、お土産コーナーやカフェもかなり充実しています。限定コラボのうまい棒にもそそられたのですが、悩んだ末にガチャを購入。全体的にとても楽しめる作りになっていて、良かったと思います。贅沢をいうと、分かりやすいだけでなく、もっと資料などの展示もしてもらえると、より嬉しいですし、リピーターになれるのになあ、とは思います。



ガチャ。



後半は②に書きます。

日記。昨日失敗した事。新宿・魚料理「海人食堂」。

昨日の夜の退勤時。電車でマスクを外しっぱなしで優先席で足を組んでふんぞりかえって座っている、ヴィトンのスマホケースも持った20代の男に「マスクをつけてください」と注意したら、逆ギレされた挙げ句、犯罪レベルの罵詈雑言を浴びせられまくる。降りて次の電車に乗れば良かったなと深く後悔する。もっと腹が立つかと思ったら、罵詈雑言がひどくても、見当違いが過ぎると、腹も立たないし精神的なダメージも受けないもんなんですね。

自分の周りはできた若い子が多いので直面することは少なかったのですが、「最近の20代は自尊心ばかり強くて異常に打たれ弱い」。そう嘆いている自分と同世代のサラリーマンのみなさんは結構多いです。今までは他人事だと思っていたのですが、その意見は一理あったんだなという事を、今日は身を以て実感して納得しました。人生から見たら些細な事なのに、ちょっと自尊心を傷つけられただけで、受け流す事も、自分の言い分を主張する事も、言葉を選んで喧嘩する事さえもできない。むかつくどころか、そんな彼の事が心配にさえなってしまいます。こういうマインドを持った奴が、匿名をいいことにネットで平気に人の悪口を書き込むんだろうなあ。子供の頃はお金持ちの家で甘やかされて育ちたい、と切実に思っていましたが、それもケースによっては考えものですな。

いやあ、今回は本当に失敗しました。これ書いたら、忘れよ(笑)


そんな時に、たまたま読んでいたのが、青木仁志さんの「一生折れない自信のつくり方」。成功体験を積み重ねるためには失敗を糧にする、感謝を忘れない、といったこの本に書かれている言葉が、本当に見に染みます。本に囲まれて暮らせている事に感謝です。



そんな翌日の仕事は、それほど作業量がない上に、途中までは順調だったので、楽勝かとおもいきや、本来2時位までには来るはずの商品が、なかなか見つからず大苦戦。助っ人に着荷確認をお願いしつつ、出荷と捜索を平行して行います。
版元さんからの納品は、大きく分けて3つに分かれます。①うちの会社が車を仕立てて各出版社さんを回る「集品」②出版社さんや製本所さんが車を仕立てて、各問屋に納品する「届け」③郵便局や宅配業者さんなど、既存の物流業社を使うケース(ただし、いろいろと例外はあります)今回は①の「集品」のケースです。助っ人の方が調べてくれた情報によると、どうやらここの便の到着が、通常よりも2時間ほど遅れているそうです。そりゃあ見つからない訳です(苦笑)

幸い4時前には到着し大過はなかったのですが、今日は午後からずっとそのことに振り回された1日でした。ドライバーさんに事情を聞いたら、どうやら別の出版社さんで納品してもらうはずの商品が揃わず、2時間ほど待たされたらしい。まあ、仕方ない。


夕御飯は、西新宿にある「海人食堂」さんへ。このお店のように、美味しい魚料理を、手頃な価格で、お腹一杯食べれるお店はなかなかないのでとても貴重です。どうしても寿司以外の魚料理というと家で食べるか、居酒屋などで酒の肴になることが多いので。ハラスは何もかけずにそのまま食べれるレベルの脂と塩分の乗り具合い。ご飯のおかずとしては、かなりの高いレベルです。


f:id:kahsuke555:20210617073655j:plain

鮭のハラス+マグロの竜田揚げ定食 1230円+ご飯大盛 40円

日記。国立演芸場6月上席。

少し家事を済ませて、昼前から出掛ける。今日は、国立演芸場の中席。

今日については残念な事に、お客と噺家さんとの呼吸が終始合っていませんでした。確かに客席もまばらでしたし、通だと思われる方も末広亭の方に行っているのか皆無のように見えましたし、僕も含めて客席のノリも明らかに悪い。それを察して噺家さんたちも懸命に盛り上げようとしますが、笑いも拍手もまばら。何とかしようとすればするほど空回りしていくようでした。申し訳ないと思いますし、気持ちは分かるのですが、噺家さんが入れ替わるたびに、笑えと言われ続けても……(笑)歯車が合わない時というのは、こういうものなのかもしれません。

噺を観客が頭の中でイメージして成立するので、観客と噺家さんが両方揃って、始めていい高座になる。この辺が、落語の難しい所でもあり、凄い所でもあるという事でしょう。日本人でさえ難しい事を、先日聴いた三遊亭好青年さん(スウェーデン人)のように外国の方が自ら進んでよろうとするのですから、いい意味で正気の沙汰じゃない(笑)そして、聴き手の側も勉強という事でしょう。

今日は、いい勉強になりました。


(演目)
・桂南海 「子ほめ」(開口一番)
・春風亭昇りん 「ブーケの行方」
・三笑亭夢花 「松山鏡」
・新山真理 漫談
・三笑亭夢太郎 「たがや」

~仲入り~

・三遊亭夢丸 「鹿政談」
・コント青年団 コント
・桂小南 「ハワイの雪」

f:id:kahsuke555:20210613160009j:plain

日記。インプロワークショップ。 渋谷・定食「しょうが焼きBaka 渋谷宮益坂店」。宇多田ヒカル「PINK BLOOD EXHIBITION」@銀座ソニーパーク

昼から渋谷に行きましたが、緊急事態宣言はもう完全に一般人には有名無実化してますね。すごい人です。まあ、けど、最初に宣言が出てから一年以上経っていて、政府や都は相変わらずの無策のお願いばかりでは、そりゃあ彼らの言うことなんか聞かなくなるよなあと思います。政治に無関心でいると、こんなひどい行政にさえ何も物申すことができない。いざというときに強烈なしっぺ返しをくらってしまいます。その事を、高すぎる授業料を払って今さら学んでいます。

気になるのは、ゴールデンウィーク時には、群れていても多くて三人以下、一人一人感染予防にも気を配っているなと感じられたのが、今は、何も考えずに街を歩いている人達の、まあ何と多いこと。どう判断するかはその人の問題だと思うのですが、簡単に思考停止するのだけはなあ。けど、政府や都が人々がそうなるように仕向けている節があるので、仕方ないのかなあという気もします。問題は、彼らが望んでいるのとは、真逆の方向に思考停止してしまっている事なのですが……。

いかんなあ、最近どうも愚痴っぽくなりがちです。いろいろと困ったものですが、どこでもどうしようもない人間というのは何割かいますし、知らず知らず自分がそちら側にいることもあります。出来ることは、そんな彼らを避けて上手くリスクマネジメントすることだけです。

そんな渋谷で、本日は午後から久しぶりのインプロワークショップ。今回は、目の前のものをありのまま受け入れてシーンを作っていく事を中心にワークを行いました。架空の箱を次々と開けていくマジックボックスというインプロのエクセサイズがあるのですが、それも久しぶりにできて、ちょっと嬉しかったです。

私たちは楽で安全なので、出来るだけ事前に用意しようとしますが、それですと「思った通り」の面白いシーンは作れますけど、「思いもよらずない」凄いシーンを作ることはできません。更には、目の前で予期しない出来ごとに対応できなくなってしまいます。こういう予期しない事だらけのご時世だからこそ、インプロって決して不要不急のものだとは思わないのですが、ごく一部の人以外には、なかなかそう思ってもらえないのが辛いところです。


ワークショップ終了後は、宮益坂にある「しょうが焼きBaka」さんで、ちょっと遅い昼食。甘めのタレとしょうがの風味が強めの焼肉が、ごはんのおかずにピッタリです。このお店、しょうがにとても自信があるようで、肉もしょうが焼きなら、漬け物もしょうがで、ドレッシングもしょうが。しょうがそのものは大好きなのですが、流石にここまで続くと、ちょっとしんどいですね。お肉も豚汁もボリュームという部分では文句はないので、もう少しだけ、全体の味にメリハリがあると嬉しいですね。お腹がすいた時には、また行こ。

f:id:kahsuke555:20210624151809j:plain

しょうが焼き定食おススメ盛り ごはん大 1000円



その後、銀座線にのり銀座のソニーパークに。宇多田ヒカルさんの新曲のプロモーションの一貫として、衣装とか写真とかが展示されているのが面白そうだったので、日時指定で予約をして見に行くことに。

思ったよりも小さい場所でしたけど、空間そのものがモダンアートのオブジェのようで面白いですね。MVで実際に使用した衣装やセットなど貴重なものが見れましたし、それらを見た後にMVを見ると、複数の映像がどう撮影されて、繋ぎ合わさって一本の作品になったのかが想像できるのが、刺激的でとても面白かったです。

f:id:kahsuke555:20210624153333j:plain

f:id:kahsuke555:20210624153402j:plain

f:id:kahsuke555:20210624153435j:plain

f:id:kahsuke555:20210624153507j:plain

f:id:kahsuke555:20210624153550j:plain

f:id:kahsuke555:20210624153620j:plain

f:id:kahsuke555:20210624153656j:plain

日記。新宿・定食「肉屋の正直な食堂 新宿御苑店」。古今亭駒治新作噺の会@道楽亭。

細かい計算違いこそありましたが、大枠では順調にほぼ予定通りに行った、今日の仕事。そんなに忙しくなることはなかろう、という仮説のもと夜のスケジュールを立てていたので、狙い通りです。一旦、四ッ谷駅まで出て、丸ノ内線新宿御苑へ。19時からいつもお世話になっている道楽亭さんで落語会があるのですが、終わった頃には店が閉まっているので、先に腹ごしらえです。以前から気になっていた、新宿通り沿いにある「肉屋の正直な食堂」さんに。

ここは、IHコンロで調理して、熱々の肉料理が手頃な価格で食べられるというお店。食べ方はメニューによって違っていて、食べる前に店員さんが教えてくれます。

f:id:kahsuke555:20210702072944j:plain

ハンバーグ定食 850円。出来上がった写真を写せば良かった。

コンロで3分焼き、ひっくり返して更に焼くと出来上がりです。出来たてなので熱々で、時間の限られている時には猫舌の自分には若干厳しいです。「肉屋」を名乗っているだけの事はあり、肉料理は値段以上のお得感はあります。ただ、個人的には肉のつけ合わせのはずの野菜が美味しいというのがうれしい誤算ですし、こちらの方が特筆すべきことかと。野菜がちょうどよい蒸し加減で絶妙な火の通り具合になっていて、これがハンバーグから出る肉汁やソースとからまると、侮れない美味しさになります。



そろそろ開場時間にもなってきたので、熱さに耐えながら、急いで食事を済ませて、道楽亭さんへ。今日は駒治師匠の新作の会です。去年の紀伊国屋寄席で聴いた、「鉄道戦国絵巻」が抜群に面白かったので、他のシリーズもやってもらいたいなあ思っていたら、ネタおろしも含めて二話もやってくれたので、大満足!続けて聴くと「戦国絵巻」シリーズのフォーマットがすでに出来ていて、そこにストーリーや設定やネタを嵌め込んでいくと、新しいシリーズが出来上がる過程が良くわかるのが、面白かったりします。巨人がパリーグに行くという設定は、今のプロ野球事情を反映していて、確かにそうだよなあって思います。ひと昔前だったらありえない設定でしょうね。

最初の「課長の災難は」、スーパーサラリーマンの課長が、高校時代に恥ずかしいポエムを書いていた事が明るみになってしまい、社内外で追い詰められていく噺。「首都高・怒りの脱出」は、初心者ドライバーがデート中に誤って首都高に入ってしまい脱出出来なくなる噺です。どちらもぶっ飛んだ設定を、リアルな心理描写できちんと描いていて、楽しかったです。

f:id:kahsuke555:20210609042729j:plain

・(演目)
「課長の災難」
プロ野球戦国絵巻」
「超特急戦国絵巻」

~仲入り~

「首都高・怒りの脱出」

日記。サイバーファイトフェス@さいたまスーパーアリーナ。

普段は慣れてない所や、初めての場所に行くときは、少なからず人見知りモードとめんどくさいモードになり、家を出るときに少なからず苦労する私。なのに、今日はひたすらワクワクしていて、楽しみで仕方がありません。基本、超ネガティブのひねくれものなので、こんなにポジティブでハイテンションになる事が滅多にありません。なので、何か不自然で似合わないやたらと高価な服を着ているようで、自分の感情ではないような、嬉しいけどすごく変な気持ちになっています。


ナマでプロレスの大会をきちんと見るのは、お台場で行われた、レッスルエキスポ以来。調べてみたら2006年の夏ですから、実に15年ぶりです。その時のメインが高木三四郎社長と鈴木健想選手との電流爆破デスマッチ。うちの弟もプロレスファンで、連れられて行った記憶があります。


そんな状況の自分が久々に行ってみたい、と思ったのも、確かに今の行き場のないモヤモヤとした状況の中、少しでもスッキリとした気持ちになりたい、という事もあるでしょう。けど、一番大きいのは、万難を廃してでも行きたいと思えるカードや話題性のある選手を揃えてくれたからです。そして結論からいうと、期待した以上に面白かった~!

プロレスってすごいなあって改めて思いましたし、お祭りっていいよなあって、心の底から感じる事もできました。スポーツって、本当なら人を元気にする力を持っているんですよね。光や動きの変化がとても目まぐるしいので、素人がスマホで写真を撮るのが、大変に難しかったです。なので、記録としてはあまり残せなかったのですが、楽しい場面が多かったので、良しとしましょう。最初は買うつもりがなかったのですが、知らないうちに列に並んでしまい、大会のパンフも買ってしまいましたし。

会場のさいたまスーパーアリーナは、オリンピックのバスケットの会場でもあったはず。今回の大会はだいたい5000人弱位入っていたように見受られました。民間のスポーツイベントとはいえ、この規模の大会が楽勝でこなせないようでは、オリンピックなど夢のまた夢のはず。おそらく、政府や都はどんな手段を使ってもやるのでしょうが、きちんと安全対策が取れるのかが、心配です。

f:id:kahsuke555:20210607062728j:plain

f:id:kahsuke555:20210607062759j:plain

f:id:kahsuke555:20210608063102j:plain

大会のパンフ。


f:id:kahsuke555:20210608070449j:plain

義足レスラーとしてバトルロイヤルに登場した、谷津嘉章選手。最初に登場した時には、ちょっと感動しました。

f:id:kahsuke555:20210608070727j:plain

スーパーササダンゴマシーン選手の煽りパワポ。「プロレス界のSDG's」のフレーズには、いけないと思いつつも声を出して笑ってしまいました。試合は、杉浦選手がやや中途半端だったのが残念でしたが……。

f:id:kahsuke555:20210608071335j:plain

特に見にくいのですが、SKE48の荒井選手。頑張ってはいましたが、デビュー2戦目という事もあり、集中攻撃を浴びる展開に。相手チームの伊藤選手はヒールとしてとてもいい味を出していたと思います。東京女子はどの試合も面白かったので、これからの仕掛け次第では、大きくブレイクしそう。

f:id:kahsuke555:20210608072814j:plain

DDT高木社長軍とノアの金剛との対抗戦。社長と拳王選手、坂口選手と中島選手との戦いが、予想以上にシリアスな展開に。それでも、自転車で高木社長の事をしっかりと轢いてあげる拳王選手は、実は根が凄くいいやつなのではないかという気がしている、今日この頃。

f:id:kahsuke555:20210608150505j:plain

武藤選手と丸藤選手。この二人の天才の試合が見れただけでも、行った価値はあります。武藤選手のムーンサルトがナマで見れたのは、冥土の土産になりましたが、プロレス界の生きている宝なのですから、くれぐれも怪我には気を付けてもらいたいです。


f:id:kahsuke555:20210608151039j:plain

f:id:kahsuke555:20210608151103j:plain

全試合終了後。優しいおじ様二人のおかげで、山下選手が大会を締める事に。坂崎選手ともども、今回の大会で一番輝いていた選手の一人ではないかと思います。