とにかく、朝から蒸し暑いです。7月にも入りましたし、梅雨こそ空けていませんが、本格的に夏に入ったようです。
暑いという事もあり、森永さんの工場見学の時に頂いた、inゼリーの梨味を漸く食べる(?)事に。もうメーカーさんでも品切れになっている気がします。
梨の瑞々しさとシャリシャリした食感がしっかり再現されていて、今の食品加工技術の凄さを、実感として感じる事ができます。今年こそ梨狩りに行きたい。そう思ってしまいたくなる一品です。
森永さんの工場見学で買ったりいただいたりしたものも、漸く全て食べ終わりました。やっと宿題が終わったような気分です(笑)
心身ともにあまり外出したくないコンディションでありますが、夕方から渋谷でインプロワークショップに。今日は「カンフー・インプロ」という切り口で、インプロでのアクションシーンの作り方を勉強します。
基本、お客さんや共演者から求められたものは、出来るだけお応えするのが、インプロバイザーの矜恃。ではありますが、ほとんどの人間は、格闘技や殺陣を専門に勉強している訳ではありません。
なので、安全対策は大前提。ただそうなると、どうしても動きにリアルさを欠いてしまいます。そんな安全とリアルという、時には相容れなくなるものをどう共存させるのか?
ファシリテーターの方も含めて、みんなでそれを試行錯誤しながら身体を動かし続けた2時間だったように感じました。
楽しかったことは楽しかったのですが、少しだけ無理な動きをしてしまったので、終わったら、痛めていた腰の痛みが襲ってきたのだけは、本当に失敗したなあと反省しました。
やっている最中は、アドレナリンが出っぱなしになっているので、ついつい無理してしまいがちになってしまいます。
少し雨がパラついてきましたが、ワークショップが終わった後は、北参道駅まで行き、そこから歩いて東京体育館へ。気になっていた、車いすワールドラグビーのアジア・オセアニア予選を見に行きます。
腰の痛みもあり、少しだけ遅れてしまいましたが、ほぼ序盤のうちに無事に到着。
日本代表の試合ではありませんが、対戦するオーストラリアとニュージーランドは、どちらも世界ランク一桁の強豪です。
最初の内は、ルールも良くわからずに見ていたのですが、正直な第一印象は「ラグビーというよりは、ゴールのないバスケットボールなのではなかろうか?」というもの。
ラグビー経験者としては、前にパスができてオフサイドがない、という事にどうしても違和感を抱いてしまいます。
それでも車椅子同士のぶつかり合いの激しさは凄い迫力ですし、間違いなくラグビーに通じるものがあります。
試合の方は、先行する格上のオーストラリアを、ニュージーランドが気合いの入ったディフェンスで追い上げていく、緊迫した展開。
ニュージーランドも結構いいところまでは追い詰めるのですけど、ここぞという時に、バット選手とボンド選手のダブルエースが得点を奪い、3~4点差がなかなか縮まりません。
片方にマークを集中させると、必ずもう片方がその隙をついて得点を決めてくる。優勝を目指す、日本代表にとっても厄介なコンビです。
結局、オーストラリアが逃げ切り46-42で勝利。最後までなかなか見応えのあるゲームでした。