昼過ぎから出かけて、三田線の内幸町で下車し、最近よくお世話になっている、千代田区の日比谷図書文化館へ。本日はボードゲーム会に参加させていただきます。
今に始まった訳ではありませんが、図書館内のカフェ以外は、相変わらず土・日食事が出来る場所が限られています。
カフェで食事にしようかなとも思いましたが、終わってからにする事に。暑くて、そこまでの食欲がありませんし。
毎回一つ重めのゲームを選び、ルールを教えてもらいながら遊んでいく会。今回は「ポンジスキーム」という自転車操業の詐欺師に扮したゲームをプレイします。
破産しないようにしつつ資産形成を行いつつ、資産が多かったプレイヤーが勝者というゲーム。
配当金の支払い(これがまた、絶妙にひどい利率!)で首が回らなくならないようにリスク管理しつつ、「負けない」ようにするのが大前提。しかし、それだけでは「勝てない」のが、このゲームの難しい所でもあり、良くできた所でもあります。
文字通り、お金のために頭を振り絞り、お金のせいで振り回されるゲーム。類似のゲームがありそうでない、というのもこのゲームの魅力です。
脳味噌と集中力をフル回転させて、かなり疲れましたが、ついついそうやって熱中してしまう面白さを持ったゲームでもあります。今後も3~4カ月に一回位のペースで会を開催するようなので、スケジュールがあったら、またお邪魔したいです。
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ポンジスキーム
ゲーム会が終わった後は、虎ノ門まで移動。遅い昼食を済ませた後は、三越前駅まで移動し、次の予定に備えます。
本当は博物館や美術館に行きたかったのですが、ほぼ営業終了してますし、映画を観るには時間が足りない微妙な状態。なので、今日は、書店さんや近隣をブラブラとしながら時間を過ごします。
散策中にコレド内にある日本橋だし場さんのだしが掛かっているアイスクリームなるものに、妙に惹かれてしまい、イートインコーナーでいただく事に。
アイスクリームの上に小さな手巻きかつおがのり、そこに最高級の伊勢屋伊兵衛のだしが、黒蜜ソースのように掛かります。
だし+バニラアイスという日常では普通はお目にかからない組み合わせですし、言語化するのがとても難しい味ではあります。
ただ凄いのは、絶妙な所でダシが、アイスの邪魔をしていない所と、甘味と旨味を引き出している所。これはなかなか貴重な体験です。
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つゆの素 伊勢屋伊兵衛がけアイスクリーム 300円(イートインの場合は305円)
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夜は誠品生活日本橋でトークショーを聴く。元々出版社の編集者だった北尾修一さんが著書の刊行に合わせて「初めてでも失敗しない、自由で簡単な本のつくり方」と銘打って、有隣堂さんの各店を回っているそう。今回は、その中間報告という形でのトークショーです。
ZINE等を刊行しつつ、作家として本活動している後藤さん、ほぼ個人営業の出版社兼書店を立ちあげた中岡さん。
そのお三方のトークは、とても現実的かつ実践的。個人レベルでも出来ることを具体的に提示してくれる所がとてもありがたいですし、希望が感じられます。
自分がこういうZINEを作りたい、というものを見つけてモデルにしてみる。SNSで情報発信する位なら、何も考えずに作ってみた方がいい。大切なのは作る事ではなく、作った後それを使って何をするのかという事、等々。
いろいろと参考になる事が多かった一時間半でした。まずは、給料が出たら北尾さんの本を買ってみようかな、と思いました。