だいたい読書日記

元本の問屋(取次)に勤務も1/末に退社。ただ今、絶賛求職活動中。好きなものは読書、インプロ(即興劇、舞台経験あり)。その他、立ち食いそば、B級グルメ、落語、ベイスターズ、FC東京、謎解きなどに興味があります。基本自分の備忘録なので、好きな事を好きなように書いています。

日記③。川越氷川神社。川越市立博物館。川越市立美術館。

お煎餅を焼いたおかけで、観光気分はかなり満たされましたが、折角なので地元の博物館か美術館に行きたいなと思います。

幸い、地図も案内もしっかりしているので道程は分かりやすいです。今回は川越市役所を目印に市立博物館に向かいます。市役所を通過後、東にひたすら歩いていると、途中で左折する人が結構多い。
地図を見ると川越氷川神社という場所を目指しているようです。どうやらお祭りと縁結びで有名な、埼玉県内の中ではかなり由緒正しい神社のようです。


たどり着いたら、参拝客がかなりの列をなしていてびっくりしました。年末だったので、前倒しで初詣をされている方でしょうか?毎年初詣されている方も多いかと思われるので、邪魔にならないようにひっそりと見学する事にします。

社内に「柿本人麿神社」があり、そちらは人影もなくひっそりしていたので、そこでお詣りする事に。来年も今日のような楽しい日が過ごせたらいいな、と思います。


寄り道も終わって、改めて博物館に向かいます。道の途中にも藏や古い門構えの家があちこちにあります。京都や鎌倉のように完全に観光地化している訳でなく、観光地とベットタウンとが無理なく共存している。ここに来る人もいれば、ここから都心へと通勤する人もいるのが、とても面白いです。



川越氷川神社のお祭りで使われる山車の蔵です。


ゆるゆると歩いていると、視界が開けて、目の前に大きな蔵のような建物が二棟出現します。どうやら目的地の市立博物館と美術館のようです。

博物館の展示は、江戸時代についての展示に大きなスペースが割かれています。町並みを見ながら歩いてきて、何故この町並みが出来上がったのかを知ることが出来るのは大変にありがたいです。
博物館が町づくりの一環に組み込まれているのが、他の博物館ではなかなか見られないユニークな試みで興味深いです。一つだけ惜しいなと感じたのは、観光資源が市内に分散されてしまったため、本物ではなくレプリカの展示が多かった事。
それでも子供達を中心にまず目で見てもらおう、という博物館側の意思は感じる事がてまきます。


予定にはなかったのですが、勢いで美術館へ。地元にゆかりのある現代美術家の作品を中心に展示されています。それとは別に、北海道を描いた相原求一郎さんの作品が展示されていて、バラエティーに富んでいて、なかなか面白かったです。



建物の外観。左が美術館で、右が博物館。


帰りは東武東上線ではなく、西武新宿線で帰る事にします。東武に乗った時よりも遠く感じたのは、池袋~新宿間の部分なのか、それとも遠回りしているからなのか?ぶっちゃけ、今まであまり興味がなかった埼玉県に興味が持てるようになったのが、今日の最大の成果でした。