だいたい読書日記

元本の問屋(取次)に勤務も1/末に退社。ただ今、絶賛求職活動中。好きなものは読書、インプロ(即興劇、舞台経験あり)。その他、立ち食いそば、B級グルメ、落語、ベイスターズ、FC東京、謎解きなどに興味があります。基本自分の備忘録なので、好きな事を好きなように書いています。

日記。国立演芸場6月中席。紀尾井坂ガーデンテラス~渋谷ヒカリエ。渋谷でボードゲーム会(ほぼ、ガイスターをやる会)。

昨日の自爆気味の迷走で、今週の仕事の疲れがどっと出てしまい、朝から結構しんどい事に。

お陰で、見込みよりもかなり時間は掛かってしまいましたが、朝食を取って、家の事をして、来月分の青野の冷やしみたらしを予約する等して、急いで昼前に家を出ます。

そこから半蔵門に向かい、まずは国立演芸場の定席公演を聴く事に。諸々の規制も緩和され、昇進や襲名興行以外でも、漸く物販が出るようになりました。本日のトリの鶴光師匠のサイン本も売っていたので、早速買わせていただきました。

 

そんな鶴光師匠は、本にも書かれている松鶴師匠のエピソードを所々に混ぜながらの、地話での一席。基本は馬鹿馬鹿しくて、軽妙で、ちょっとだけお下劣。

しかし、随所に噺家としての技術の確かさを見せてくれるのは流石です。今の演芸場の出演が最後になるだろうという事で、珍しく舞いを披露してくれましたけど、やっぱり所作がしなやかで綺麗ですし、そうした積み重ねが落語に反映されています。

 

トリ前は、鯉昇師匠。淡々と師匠らしいほのぼのとした語り口と、舞台の賑やかさやバタバタとした場面の語り口。噺家と噺、両方の持ち味を活かす、語りの切り替えの巧みさが光る一席です。

 

その前の小南師匠も地話の一席。国立演芸場の公演にしては親子づれの多い日だった事もあり、いつもよりも優しく噛み砕いたり、しぐさを大きめにしたり、分かりやすく演じていたように感じます。

協会の最大派閥の春風亭一門には厳しい強もての師匠ですが、子供にはとても優しい、いつもと違った一面が見れた一席でした。

(演目)

・立川幸路     「牛ほめ」(開口一番)

笑福亭茶光さくらんぼ」

できたくん    発泡スチロール芸

・桂小南         「演芸大会」

瀧川鯉昇     「武助馬」

            ~仲入り~

コントD51      コント

・笑福亭和光 「見世物小屋

笑福亭鶴光 「荒大名の茶の湯

                              ~浪花節だよ人生は~」

     

 

物販で販売していた鶴光師匠のサイン本

 

公演が終わった後は、冷やしみたらしを引き取りに行くために歩いて赤坂見附へ。紀尾井坂近辺を歩いていたら、以前から気になっていたパブリックアートを見掛けたので、今日は近くまで行ってみる事に。東京ガーデンテラス紀尾井坂です。

先日、日比谷カレッジのパブリックアートの講座に参加して、その後本を読んだ成果が早速出ています。普段馴染みのない場所でも、こうした取っかかりが一つ出来るだけで、グッと興味が広がります。

超のつくめんどくさがりやではありますが、人並みよりもかなり好奇心は強い方だと思いますので(笑)

大巻伸嗣さんの《Echo Infinity~Immortal Flowers~》という作品だそうですが、厳密に言うと、近くの場所にある、もう二つの作品と合わせて、始めて一つの作品になるそう。

都心の建物の高層化が進むと、それぞれの建物の「顔」の役割をするものが、どうしても必要になります。そのような建物のランドマーク的な役割を、パブリックアートに担ってもらっているケースが、最近増えてきているように感じました。

 

今度機会を見つけて、他の作品も見てみたくなりました。

大巻伸嗣さんの作品だそうですが、これだけでなく、別の場所にある2つの作品と合わせて、始めて一つの作品になるそう。

昨日、移動中に一気に読んだ影響が……。

 

ガーデンテラスを出たあとは、そのまま赤坂見附に向かい冷やしみたらしを受取り、銀座線で渋谷へ。次の予定まで半端な空き時間が出来てしまったので、久しぶりにヒカリエの、渋谷○○書店さんに行ってみる事に。

リブロさんや紀伊国屋さんが撤退してしまい、ブックオフがなくなった現在の渋谷では、こうしたセレクト書店さんも、とても貴重な存在です。

ざっと見てみたのですが、それぞれの切り口は面白いとは思いますし、なかなか面白い本が並んでいるとは思います。

ただ、値段次第では欲しいなあと思って裏を見ると、尽くといってもいい位「高っ!」ってなってしまうのが残念な所です。店舗を出している人達同士で売れたり交流したり出来ればいい、というビジネスモデルなのでしょうか?

 

このフロア、面白い場所は○○書店だけかと思っていたのですが、良く見るとギャラリーやショップと連動した展覧会があったり、川本喜八郎人形ギャラリーがあります。

無料にも関わらず楽しめる場所が結構あり、時間を潰すには最適な場所でした。

 

d48 museum。自分がお邪魔した日は、神奈川のデザインに関する展示でした。

横浜のデザインを語る上で外すことのできない、柳原良平さんの作品。

スカジャン。これも確かに地域のデザインです。

 

川本喜八郎人形ギャラリー。渋谷区の施設のようです。人形劇三国志平家物語で使われた人形が展示されていました。

 

夜は、宮下パークにある天狼院さんで、ボードゲーム会。告知までの期間が短かったため、参加者はほぼ自分一人だったという事もあり、お店の方とひたすらガイスターで遊ぶ会になってしまいました。

 

まあ、これはこれで面白かったですけど。

 

冷やしみたらしは、本当はここでみんなでいただくつもりだったのですが、時間と人の関係で食べる事が出来ず(泣)

 

来月分を頼んだ直後だったので、翌日にお店のみなさんに食べてもらう事にしました。

 

この借りはどこかで返してもらおうと思います(笑)