昼から江東区の謎解き&スタンプラリーをするために出掛ける。最初は謎解きがメインだったのですが、今ではすっかり本末転倒してしまいスタンプラリーのついでに、謎を解いている状態に。
やる前から薄々感じてはいましたが、隅々まで回ると江東区は広いですし、スタンプポイント30ヵ所というのは、なかなかにエグいです(笑)
冊子+パスポートで1000円だった事を考えると十二分に楽しませてもらってはいますが、ここまで長期戦だったり、他の謎解きやスタンプラリーが紐づいてくるとは思いませんでした。
本日はまずは砂町銀座商店街から。大島駅からバスの運行状況を見て、歩くか都バスに乗るか決めようと思ったら、考えると間もなくバスが。最寄のバス停で下車して、そこから歩きます。
途中、永昌園さんという中華料理屋さんで、シャーピンという中華おやきが美味しそうだったのでいただくことに。
出来立ての熱々の上、ひき肉や野菜がたっぷり入っていて、具は臭みのない餃子のよう。ボリュームもあり、一個でもかなりの食べ応えですし美味しいです。
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シャーピン 300円
スタンプが押せた後は、シャーピンをたべながらひたすら北東へ。一旦大島に戻ることも考えたのですが、次の中川番所資料館へ。駅間のアクセスは電車もバスもいいのですが、そこにつなげる部分がやや弱いなあというのが、ここまで江東区回ってみて感じた事です。
河川が多いこともあり、区内の割りに景観がいい場所が多いのが、徒歩で移動する身としてはありがたい所です。
ただ、こうやって歩いていると、何故小名木川が作られたのか?身をもって分かる程度には距離があるので、季節外れの暑さの中では、それなりにしんどいです。
それでも砂町銀座の端っこからシャーピンを食べながら歩き始めてから一時間弱。漸く東大島駅のホームと川が見えてきました。中川番所資料館に到着です。
江戸深川資料館同様、ここでも江東パスポートは効力が発揮するようですので、呈示して堂々と入場。何か、ちょっとだけ特権階級になったようで、気分がいいです。
展示の目玉になっているのは、中川番所を復元した建物。今とは比較にならない位橋が少ない江戸時代は、商品や人の出入りをチェックする行政機関でもあり、そのため交通の要所になっていた場所だそうです。
大学時代に少し習いましたが、車や汽車のなかった江戸時代の交通は、今のわれわれがイメージしている以上に、水上輸送が発達しています。この番所からも、その事を伺い知る事ができます。
展望室からは、かつて番所のあった場所も見ることができます。建物と一緒に見ると、当時の番所をより鮮明にイメージすることが出来ます。
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復元された中川番所。
展示のメインは番所や江戸の水運に関するものですが、江東区に関する展示も。区の郷土博物館の役割も兼ねているようです。
本日は、特別展で深川と農業に関する展示も。明暦の大火以降とはいえ江戸だったエリア。人が住むのにいっぱいいっぱいで、農業など難しいと思っていたのですが、痛みやすい野菜を中心に多用な野菜が栽培されていたようです。その他に何故か日本最古の魚拓や、やたら充実している個人の方の釣具が展示されていたり、東雲騎人さんという地元の妖怪絵師の絵がなかなか面白かったり……。なかなか見所の多い資料館です。
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日本最古の魚拓。
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当時の番所のあった場所や公園として整備され、当時の面影が一部残されています。
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東雲騎人さんという地元の妖怪絵師の方の作品。なかなかいい味出してます。
資料館を出た後は、大島駅前まで移動。都バスの路線図を見ていると、亀戸駅まで出られそうなので、そのバスに乗って亀戸方面に向かいます。江東区、江戸川区等は南北が長いので、バスを巧く使いこなすことが必須。その辺がやっと分かってきだした私です。
押上・浅草方面のバスに乗って、亀戸天神の前で下車し、亀戸天神と亀戸香取神社に向かいスタンプをゲットします。
亀戸天神は、限られたスペースの中に、雑然とならずにいろいろなものがコンパクトにまとまっているのが面白いです。スカイツリーという最高の背景もありますし、フォトスポットしてもなかなか良いところです。
香取神社は、地元ではスポーツ選手に御利益のある神社として有名だそう。七福神の神様が二人いたり、様々な神様が仲良く祀られている所が、とても神社らしいです。
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亀戸香取神社
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七福神の神様が二人。
その後、もう2か所スタンプを集めた後、六本木へ。北斗の拳の原画展に行こうと思っていたのですが、受付で自分が明日のチケットを買っていた事が判明。最初は今日にするつもりだったのですが、いろいろ考えて明日に替えたのを忘れていました。
バカだなあ~(苦笑)
六本木に着いたのも少し遅かったですし、ちょうどいいかもしれません。明日、改めて出直しです。スタンプラリーのどさくさに謎解きも少し前進しましたし、まあ、良しとしましょう。