だいたい読書日記

元本の問屋(取次)に勤務も1/末に退社。ただ今、絶賛求職活動中。好きなものは読書、インプロ(即興劇、舞台経験あり)。その他、立ち食いそば、B級グルメ、落語、ベイスターズ、FC東京、謎解きなどに興味があります。基本自分の備忘録なので、好きな事を好きなように書いています。

日記。渋谷でインプロワークショップ。新春談笑ショー2023@国立演芸場。

 

昼前から渋谷に出掛ける事に。普段は井の頭線を使うのですが、今日は新宿から山手線を使って向かう事に。スタンプラリーの関係もあり、珍しく原宿で降りてみます。

雨という事もありますが、人の流れが多い上に無秩序なのでとにかく歩きにくい。リモートが多かったせいか、コロナ前と比べて、(文字通り)人との距離の取り方が下手な人がかなり増えたなあと思います。

こういう所にこそ演劇のノウハウって役に立つのにと思うのですが、それを興味のない人達に分かるように伝えるのが難しい。

自分の語彙の乏しさとフットワークのなさに歯痒さを感じるのはこういう時です。

宮下パークの辺りで坂道を登り、宮益坂のスタジオに。昼過ぎからは、いつもお世話になっているカンパニーさんのインプロワークショップです。普段は2時間×2コマ参加するのですが、今日は前半の基礎クラス1コマのみになります。

 

年明けから、いつもと比較して人の話がきちんと聞けていないなと感じていたので、基本的なワークで自分の身体や感覚をチェックできるのはありがたいです。

それと、始めて演劇に触れる人や海外の方とやれたのが、自分にとってはいい勉強になりました。

相手とどの程度コミュニケーションが共有できるのか分からない時は、探り探りしながら当たり障りのないオファーを出しがちな傾向にあるようですし、それが自分の思考の癖にもなっているようです。

 

ワークそのものはとても面白かったのですが、想像以上に眠かったのと、右脚のハムストリングの具合いが悪かったのが、個人的にはちょっと悔いの残る所です。

コンディションが悪いと、どうしても自分のパフォーマンスに影響が出ますし、いつもより周りを見る余裕が無くなってしまいます。やや正月ボケな所も残っていたようなので、気をつけていかないといけないようです。

 

ワークショップが終わった後は、金曜日に始まったJR東日本のスタンプラリーをしつつ、周辺を散策したり、展示を見たりしながら国立演芸場に。18時から談笑一門の落語会「新春談笑ショー」を観ます。

夜の国会議事堂

 

国立演芸場の展示室。今回は浪曲の歴史を振り返る展示。

 

落語会と言っても、普段の一門会とは少し趣向が違います。大喜利あり、漫才ありの、新春ならではのお祭り気分満載の会。

自分は、談洲さんの独演会で、師匠のたってのお願いで、笑二さんと今年も漫才をせざるを得なくなった噺を聴いて、面白そうだと思って申し込んだクチです。

 

笑二さんのプライベートを切売りする、カロリー高めな捨て身のネタ。お二人とも一席やるよりも、遥かに負荷がかかっています。嫌がる気持ちも分からなくはないのですが、多分来年もやる破目になるのでしょうね。

 

だって、お二人が苦しめば苦しむほど、ネタが面白くなるんですもん(笑)

 

大喜利と漫才の他に、もう一つの目玉は吉笑さんと師匠のリレー落語。吉笑さんが普通に演じた噺のその後を、師匠が演じて行きます。吉笑さんが選んだのは「親子酒」。最初は、ちょっとビミョーかなと思ったのですが、確かに、あの親子がどうなったのか、師匠の噺を聴いてみたいです。

くちびるを小刻みに動かして喋る、吉笑さんの得意技「プルプル」を駆使して楽しい噺で談笑師匠に繋げます。

 

そんな、談笑師匠のその後の「親子酒」は、一転して静かな入り。材木問屋の夫婦の何気ない噺が思わぬ方向に向かっていきます。

あえてネタばらしはしませんが、親子酒のその後の噺で、今日のような展開になると思った人はほとんどいなかったのではないでしょうか?

少なくとも、自分は全くの予想外。けど、「そう来たか~!」といういい意味での予想外。前半以上に楽しませて貰いました。

 

大喜利も含めて、新年らしい華やかさと、一門特有の毒が、いいバランスで混然一体とした会。理屈抜きで楽しめました。

 

(演目)

・(前座) 立川笑えもん 「七福神

・(リレー落語)立川吉笑  「親子酒」

                             →立川談笑(その後)

                   ~仲入り~

・(漫才)  立川笑二、談洲     

・(大喜利)  談笑一門

 

笑二さんと談洲さんの漫才コンビ

 

#インプロ  #ワークショップ  #落語

日記。本日のカップヌードル。京王百貨店の駅弁とうまいものの催事。

仕事が忙しい事が予想されるので、普段より一本早い電車に乗ったのですが、いつもと比べるとかなりの混み具合。まあ、そうなるだろうとは思ってはいましたが。

そろそろ企業も学校も、正月休みが終わり本格的に稼動するという事でしょうか。混むと座れなくなるので、できればみなさんゆっくりと出勤してもらいたい。そう切実に願っております(笑)

 

年明けは、医書の治療薬関係の書籍が立て続けに刊行されるので、その出荷の手間が掛かったり、新学期の教科書の準備があったり。どうしても忙しくなりがちです。今年も例外ではなく、朝からかなり慌ただしいです。

ただでさえそんな状況なのに、再雇用者のおじさまが、来期の契約の更新の申請を急いで提出しろと上長に言われて、急遽、しばらく席を外すことに。それだったら、もうちょっと早めに、締め切りが近いと言ってくれ~、○長~!

 

o(;д;o)

 

食事の方も、どうしても隙間の時間を上手く見つけて、手早くになります。

 

朝は、シーフードPROにほうれん草のごま和えを乗せて。PROという事もあり、栄養のバランスは飛躍的に良くなっていますが、全体的にやや水っぽくなってしまっている印象。基本線は悪くないのですが、もう一工夫必要なようです。

 

これで、カップヌードルエストの全点コースも漸く2口目の応募。締め切りは1月末。最低あと1回、出来ることならあと2回は応募したいっす!

シーフードPRO+ほうれん草のごま和え

 

昼は、カップヌードル(醤油味)に鶏かわチップスを足してみる事に。今度はややパサつき気味。チーズ味ではなく、シンプルな塩味の方が相性がよさそうな気がします。

カップヌードル+鶏かわチップス(チーズ味)

 

普段より早めに仕事を開始する事になったのですが、その分早めには終われたので、その分早く帰る事に。業務も概ねは順調でしたし、先月取り損ねたサントリーの工場見学の予約も無事取れたので、悪くない一日だったのかな、と思います。

新宿で都営交通のクイズラリーの応募用紙を出した後に、京王百貨店へ。クイズラリーは、問題が全て揃った段階で用紙を持っていってたら、先着の景品が貰えたのですが、配布が終了してしまったそう。ちょっとだけ悔いが残ります。

 

 

京王百貨店では、ちょっと買い物をした後に、7Fの催事場に。やっぱり全国の駅弁が一堂に会するのは、テンションが上がります。土日だと並ばないと入れない位人気がありますからねえ。

 

見ているだけでも楽しいので、冷やかしでもいいかな、と最初は思っていたのですが、さすがに手ぶらで帰してもらえるほどは甘くありません。いかめしとじゃこカツを購入。

 

両親の実家が愛媛なので、子供の頃に「じゃこ天」はかなり食べましたけど、その当時は「カツ」は見かけませんでした。お店の方に聞いたら、新しく開発されたものだそう。

伝統を守りつつ、チャレンジする所はチャレンジしていくのだなあ。ちょっと感慨深い気持ちになって、いかめしだけにするつもりが、ついつい衝動買いしてしまいました。

いかめし(885円)、じゃこカツ(3枚・972円)

 

カップヌードル  #B級グルメ

日記。世田谷パブリックシアターで演劇ワークショップ。年明け早々、業界の現状を思い知る。

まだ1日しか出社していないのに、起きるときに今一つ疲れが抜けきれないように感じます。寒さのせいなのか、それとも必要以上に気が張りつめていたからなのか。いずれにしても、少し体調には気をつけないといけません。

なので、午前中は家で休養しつつ、家の事やら、先送りにして溜まりまくった、手帳や日記の記入やら整理やらをする事に。

 

実はこのブログもそれらを元に書いています。なので、そこを溜めてしまうと、更新も滞りがちになってしまいます。1月中には追いつける位の気持ちで、ちょっとずつ整理していかないと……。

もっと家の片付けや積ん読の整理をして、いろいろな事がやりやすい状況を作らないととも思います。家での時間の過ごし方は、今の自分の課題ですねえ。

 

午後からは、三軒茶屋に出掛け、世田谷パブリックシアターで演劇ワークショップ。劇場の方でも試行錯誤しながら、少しずつコロナ下での規制を緩めていく方向に舵を切っていくようです。

年明けで比較的始めての方が多かった事もあり、いつもより新鮮な気持ちでワークが出来たように思います。

今日は、去年やり残した事と、今年やりたい事をそれぞれ挙げていき、それを下敷にしてシーンを作っていきました。個人的にやりたい事をヒアリングしていくのが面白く、これで充分に演劇として成立するなあと思いました。

なのでそれを下敷にし、繋げる部分をエチュードで作り、餅を焼きながら今年の目標をゆるゆると話す、というシーンに。

 

他の方が感想でいっていましたが、時間に余裕がないので、逆に自分の本音に近い目標って何だろうかという事が、より鮮明に見えてきたように思えました。年明けから有意義な時間を過ごせました。

 

帰りに建物内にあるツタヤさんに寄ったら、あと1週間でレンタルのフロアが閉店してしまうそう。

欲しかったボールペンが半値で買えたのはありがたい半面、三茶さんのようなツタヤチェーン店内でも主要な直営店でさえ規模を縮小して営業せざるを得ない。年明けから、そんな厳しい現状を目の当たりにする事になりました。

先日行った、ヨドバシAKIBAにある有隣堂さんも完全撤退するようですし、利用していた書店さんが、一軒、また一軒と閉店したり売り場縮小したりするのは、時代の趨勢で致し方ないのでしょうが、それが分かっていても大変に寂しくもあります。

 

#ワークショップ  #演劇

日記。本と活字館ワークショップ。「ほくとぴあ亭特別編 新春落語2023」@北とぴあ つつじホール。

午前中は、ここの所大変お世話になっている本と活字館へ。企画展の展示が替わったのでそれを見るのが一番の目的。それと並行して、ワークショップも受講します。

今回は、館内で配布しているポストカード作りの時に出たヤレ紙やヤレ箔(破れたり、半端になってしまった用紙や箔)を使い、リングノートを作ります。

 

大雑把な手順は、素材を選ぶ→レイアウトを考える→箔をつける→リングを止めてノートにする。それで完成になります。

通常、箔をつける場合は加熱するらしいのですが、今回は糊のように貼って箔をつけることのできる「ウチノリ」というモノを使用。作業そのものはシンプルなのですが、力の加減が大変にデリケート。キレイに仕上げるのが、なかなか難しいです。

 

それでも試行錯誤しながら、最後はリング止め専用の器械を使ってノートを綴じてもらい、何とかそれっぽくはなりました。

 

印刷関係のワークショップをやってて面白いなと感じるのは、技術は進歩しても、基本的な原理はかなり昔の時代から大きくは変わってはいないんだなと、という事が実感出来ること。

別のワークがあったら、また来てみたいなと思います。個人的には、シルクスクリーンを使ったワークショップとかやってもらえると、嬉しいですね。

ウチノリ。手軽かつ安全に箔づけできる、優れモノ。

 

企画展は、館内の印刷工房の機械や道具を紹介したもの。館内で配布しているポストカード等が、どの道具を使って作ったのかや、ワークショップで使ったヤレ紙やヤレ箔が出たのか。失敗の過程まできちんと見せてくれるのがいいです。

 

ワークショップと見学が終わったら、カフェラテを飲みながら、駅の方に戻ってDNPプラザに行き、ざっと見てみる事に。セレクトショップ風の書店とギャラリーとカフェが合わさった、不思議な施設。

写真展から1冊ものの写真集を作ってしまい、そのプロセスまで展示してしまえるのは、印刷会社だからこその企画。なかなか興味深かったです。

 

カフェラテ 180円。コスパが恐ろしくいいので、ついつい頼んでしまいます。

 

駅に戻る途中、F&Fさんで、たまたま自分が大好きなサバ缶を発見する。日本百貨店に行かないと売っていないと思っていたので、大変にありがたいです。後先考えずに迷わず買ってしまいました。

ただし、3缶買っても一切サービスも値引きもない上に、やたらと重たい事になり、後々己の浅はかさを後悔することになります(笑)

 

駅に戻った後は、東京メトロ王子駅まで行き、軽く食事をした後に、ほくとぴあの落語会に。

今回は定期的に開催しているほくとぴあ亭という若手が出演する寄席の特別版。過去の出演者で好評だった二つ目さんの他に、小助六師匠が出演します。

 

遊子さんは、以前から聴いてみたかった噺家さん。赤坂ミニマラソンの優勝者は伊達ではなく、かなり身体を鍛えているよう。それが立ち居ふるまいや語り口のキレイさにつながっているように思えます。

 

つる子さんの反対俥は、いい意味でクレイジー。大いに笑わせてもらいました。この噺って、典型的な滑稽噺の割りには、面白く聴かせるのが難しい噺だと思いますので、二つ目にも関わらずこれだけ笑える噺にしたのは、本当に凄いと思います。

 

休憩中に「こんなの落語じゃない」と言っていたじいさん。あんたは、ホントに、見る目がない!(笑)

 

竹千代さんは、ほぼ改作といってもいい「ちはやふる」。「たつたがわ」「からくれなゐ」から、いつの間にか唐揚げの噺になっている所が馬鹿馬鹿しく、かつ可笑しいです。

 

トリの小助六は端正で落ち着いた語り口。つる子さん、竹千代さんと賑やかで馬鹿馬鹿しい噺が続いたので、しっとりとしているのが、心地よく感じます。

真打ちとしては若手の方ですが、全体を見渡してきちんと流れをコントロールしている所は、キャリアを感じさせない円熟味を感じます。

 

(演目)

・瀧川はち水鯉 「狸札」

・橘家文吾         「たらちね」

・三遊亭遊子     「電話の遊び」

林家つる子     「反対俥」

         ~仲入り~

・桂竹千代          「千早ふる」

・養老瀧之丞          和妻

雷門小助六      「抜け雀」

 

 

#ワークショップ  #博物館  #落語

日記。田端文士村記念館(渋沢栄一スタンプラリー完走)。志村三丁目・立食いそば「文殊 志村三丁目店」。久世福商店の福袋。

職場は本日が仕事始めなのですが、仕事が少ないという事で、今日まで年始の休みです。ゴミを捨てたら早めに出掛けようかと思ったのですが、昼まで家でゴロゴロしてしまいました。ワンピースのテレビエピソードが限定配信されていたので、家にいるとついつい見てしまうというのもあります。

 

やることはそれなりにあるのにいかんなあと思いつつも、心身のリフレッシュにはなっているので、まぁいいか、という気持ちに流されてしまいます。時間を上手く使う事は、今年真剣に取り組みたい課題の一つです。

 

まずは、田端文士村記念館へ。もう一息になっている北区と板橋区のスタンプラリーにケリをつけに行きます。

無事スタンプを押した後は、展示の方へ。去年、色々な博物館や文学館で開催される事の多かった萩原朔太郎の展示です。芥川龍之介室生犀星を中心にした彼との交友を伺い知る事のできる資料がメインになります。朔太郎が田端近辺に越してきた時の、龍之介の喜びようが凄い!

手紙や色紙など初公開のものもあり、なかなか見応えがありましたが、今更ながらですが、有名になると死後もプライバシーのかなりの部分が曝されてしまう事に少しだけ苦い気分にも。

好きな人へのラブレターが公開されるなんて、自分なら耐えられそうもありません。以前、岩波文庫の朔太郎の詩集を買ったのですが、半分弱読んでから完全な積ん読状態になってしまっています。これをきっかけに、もう一度読んでみたいですね。

 

 

記念館をさっと回った後は、巣鴨まで移動し、「都営まるごときっぷ」(700円)を購入して、三田線に乗車します。

まずは、板橋区役所前駅で下車して、スタンプラリーのゴールの板橋区観光センターへ。旧中山道仲宿付近はかつての宿場町の雰囲気が少し残っていて、歩いているとちょっと楽しくなります。

観光センターで、最後のスタンプを押し、完走賞のトートバッグを無事にゲット。

年末年始が入ったり、辿り着くまでに苦労した施設があったり、当初の見込み以上に苦戦しました。ただ、お陰で区立図書館や美術館など、以前から行きたかった場所に行くきっかけにもなりましたし、総じて楽しかったです。

都営まるごと切符 700円

 

メトロ24時間切符の使い勝手の良さにはかないませんが、これ1枚で都電や舎人ライナーに乗れるのが大変に魅力的。特に三田線の高島平方面や新宿線本八幡方面に行く時や、舎人ライナーに乗るときには威力を発揮します。

仲宿付近。

 

スタンプラリーを完走したあとは、少し遅い昼食に。板橋区役所付近まで来たので、少し足を伸ばして志村三丁目駅へむかいます。目当ては駅前にある文殊そば。

先日、亀戸にも行きましたし、コロナで一度挫折した文殊チェーンさんの全店制覇に再挑戦です。ランチの時間帯にお邪魔したので、限定30食のサービス定食(720円)を注文。

麺類のトッピングが日毎に替り、単品で注文するよりお得だそう。今日は、コロッケ、きつね、温玉の組み合わせです。細いそばと魚介の旨みが効いている、文殊チェーンさんらしいそばと汁。始めて食べるのですが、コロッケは予想を超える美味しさ。下手なお惣菜屋さんでは太刀打ちできないクオリティです。

お店や作る人によって多少の差は出ますが、どの店に行っても、一定レベルの高い水準のそばを安価で提供できている所は、本当にすごいなあと思います。チェーン店全店制覇へのモチベーションが、かなり上がってきました。

 

サービス定食(720円)

各店舗の案内。結構いろいろな場所にあります。

 

その後、年末にキットを買った「地下謎」の続きを少しやり、明日仕事始めなので、遅くならない内に帰る事に。

 

帰り、府中の久世福商店に行ったら、2000円の福袋だけまだ残っていたので、少しだけ悩みましたが購入する事に。どちらにしろ購入するつもりだった「しゃけしゃけ明太」と「万能だし」が入っていたのが大きいです。

 

その二点だけでも1000円ちょっとしますので、あとびん詰め三点(あんバター、梅なめ茸、のりバター)を 1000円弱で買った。そう考えるとかなりのお買い得感があります。

 

 

日記。久びさに古巣でインプロ。

昼前から岩本町まで出掛けてインプロ。コロナ前までお世話になっていたインプロジャパンさんのスタジオの敷居を久びさに跨ぎます。

 

申し込んだ時には、他の演劇ワークショップと同じカジュアルなノリだったのですが、いざ岩本町に着いて地上に上がると、いつになく緊張している自分がいます。かつてはそれだけお世話になっていた、という事なのでしょう。

 

そんな自分を持て余し、すぐスタジオに入るのがちょっと怖くなってしまう。そんな状況で、始まる直前までブラブラ歩いていた時に撮ったのが↓です。

神田川

 

参加者の数こそそれほど多くありませんでしたが、ステージ経験者が揃い、みなさん巧い人達ばかり。個人的には、いろいろな年齢、性別、経験値を持った人達のいるワークが好きなのですが、上級者が揃うと出来るシーンの可能性が大きく広がるので、こちらはこちらで大変に楽しい。

 

ブランクで頭が回りきらなかったり、緊張したりした部分はありました。けど、全体的にはなかなかいいシーンが作れて満足できた演劇始めでした。

 

まだまだ未熟な部分は多いですけど、以前よりも目の前で起こっている事を、見たり聴けたりできるようになっているのは、成長かなあと思います。

年令を言い訳にしていたら、何もできませんし、逆におっさんだからこそ出来るという事も、結構あります。

 

本当は、そこから田端文士村記念館に寄るつもりだったのですが、予想以上にワークが盛り上がり、30分押しになってしまったので、断念。

替わりに帰りヨドバシのビルに寄る事に。まずは新年に買った福袋を使って、銀だこのタコ焼きを一舟100円引きで購入します。引換券はまだ温存です。

 

買った以上は、長く、楽しく利用しませんと♪

 

その後、建物を少しブラブラする事に。少しだけ残念だったのが、建物にある有隣堂さんが、近々閉店しそうだという事。新年早々、出版業界の厳しさを感じます。

 

#インプロ  #ワークショップ

日記。三渓園。かつや。新春新作落語会@プーク人形劇場。

三渓園に行こうと準備していたら、年末に用意していた、謎解きキットの続きが見当たらない!あまり時間を取ると、琴の演奏会に間に合わないので、とりあえず出掛ける事に。

ゴールデンウィークに完走できなかった謎解きの落とし前をつけるのが最大の目的だったのですが……。仕方ない、500円だから買い直しますか~。

 

どのルートで行こうか悩んだのですが、まず湘南新宿ラインで横浜まで出る。そこから乗り換えて根岸で降りて、バスか徒歩で行くことにします。

歩く時間が少し長くなりますが、年末の運動不足解消にもなりますし、もっとも計算は立てやすい。そんな目算です。

しばらくは根岸から海岸線に近い場所を歩きます。

 

途中までは思惑通りに進んだのですが、三渓園に入る入り口を間違えてしまうという痛恨のミス。三渓台付近のアップダウンの激しいエリアを、しばらく彷徨います。まさか箱根駅伝の翌日に、自分が神奈川の坂道を登るとは夢にも思いませんでした。

 

それでも悪戦苦闘しながら、根岸駅を出て一時間ちょっと掛けて、何とか園に辿りつき一安心。演奏の開始まで時間がないので、急いで鶴翔閣へ向かいます。

鶴翔閣

 

30分という限られた時間ではありますが、重要文化財の建物で、(ギリギリ)穏やかな気持ちで和楽器の演奏を聴く。年明けから、大変に贅沢な時間を過ごさせてもらいました。

普段はそこまで意識はしていないのですが、いい環境で音楽を聴くと、心もち音が澄んでいるように感じます。普段よりも耳にすんなりと音が入ってくるような気がします。

 

(曲順)

・春の海

エトピリカ葉加瀬太郎

・LEMON(米津玄師)

・新時代(ウタ)

・人生のメリーゴーランド(ハウルの動く城より)

 

演奏会が終わった後は、謎解きに再チャレンジしつつ、去年来た時には回りきれなかったエリアを中心に見学する事に。

藤森照信さんと山口晃さんの「日本建築集中講義」の中に三渓園の事も取り上げられているのですが、白雲邸や臨春閣、聴秋閣など、文中で取り上げている建物を全く見ておらず、自分の見る目のなさに大いにへこんだものです。今日は、それらを見るのも、大きな目的の一つです。

三渓園は、かつての原三渓氏の私邸だった「内苑」と、近隣住民に無料で公開した「外苑」とに分かれるそう。今回は「内苑」を中心に回ります。

外からになりますが、鶴翔閣以外の内苑にある建物も佇まいが素晴らしいものばかり。

 

謎解き冊子と、完走賞でもらったポストカード

 

三渓園で横浜行きのバスを待っていたのですが、なかなか来ず。休日ダイヤの時刻から遅れること、20分ちょっとで漸く到着します。

 

駅伝の影響かもと思ったので「何かあったのですか」と、自分にしてはかなり下手で聞いたつもりだったのですが、「年末年始特別運行だから」とかなり横柄な態度を取られ、軽くキレそうになる。

こっちは、ただ事情を知りたかっただけなのに~。

 

まあ、仕方がない。

 

市営地下鉄やみなとみらい線の運賃が高いため、最寄りのバス停に着くたびに人が乗ってきて、かなりの混雑にはなりましたが、何とか横浜までたどり着きます。そこから行きと同様に湘南新宿ラインを使い新宿へ。

 

横浜もそうでしたが、閉まっているお店も多いので、開店している飲食店や喫茶店はどこもほぼ一杯です。それでも、西口の「かつや」さんに何とか滑り込む。期間限定の「タルカツ丼」をいただきます。

朝からかなり歩きましたから、エネルギー補給には最適です。

 

見た目はかなり濃厚そうですが、口当りもよく、イメージしていたものよりもかなり食べやすい。地味ですけど、ネギやキャベツが口直しとしていい仕事をしてくれています。

味噌タルカツ丼 715円+ご飯大盛143円+豚汁(大) 198円=1056円

 

夕御飯用に、西口の地下のMIGNON(ミニヨン)さんでミニクロワッサンを購入。中がしっとり、外はパリパリで美味しかったです。

明太やさつまいものように、中に具が入った商品の方が、個人的には好みですね。

プレーン、チョコ、さつまいも、明太、期間限定(この日は米粉)の5×2=10個セット  845円。

 

 

夜はプーク人形劇場で新作落語会。顔見せ興行が多い新年の中でも、個々の持ち時間の縛りがユルユルな貴重な会。一昨年なんか、劇場の完全撤収時間ギリギリの21時40分位までやってましたから(笑)

幸い、今日は21時までには終ってくれました。

 

そういう事もあり、やたらと濃ゆい客層です。自分も濃い方だという自覚がありますが、完全に霞むレベルです(笑)

 

ぐんまさんは、ザ・グレート・カブキにあこがれる小学生の噺。大部分の人間を置き去りにしながらも我が道をいくのが、すがすがしいです(笑)無茶苦茶な噺の割には、意外と芸や設定が細かい所が笑えます。

駒治師匠は、東京の鉄道の乗り換えのめんどくささを、あるあるを巧みに交えながら語っている、師匠の真骨頂ともいえる噺。国際フォーラムの地下から、簡単に京葉線の東京駅にたどりつけた衝撃を思い出しました。

和泉師匠は、大掃除で久しぶりに冷蔵庫を片付けた家族の悲喜劇。自分も結構ズボラな方なので、「わかるわ~」という気持ちに。ドレッシングって結構賞味期限が短いので、気づいたらいつの間にか期限切れになっている事が結構あります。家に帰ったらもう一度冷蔵庫を掃除をしたい気分になる噺です。

 

トリの彦いち師匠は、椅子に座ると昔の事を思い出す不思議な写真館の噺。過去を美化してしまいがちな人間の嫌な部分が白日の元に曝されるモヤモヤとした気持ちと、バラバラな断片がつながるすっきり感。そんな相反する気持ちが両方味わえる、何ともいえない不思議な噺です。

 

(演目)

・春風亭貫いち 「セロミエド」(開口一番)

・林家きよ彦     「画期的な男」

・三遊亭ぐんま 「東洋の神秘~武藤敬司引退記念編~

・三遊亭わん丈 「サンタ居噺」

・古今亭駒治    「上京物語」

        ~仲入り~

・弁財天和泉    「冷蔵庫の光」

林家彦いち    「記憶椅子」

 

 

#観光スポット  #謎解き  #B級グルメ  #落語  #チェーン店